小さなセンサーを取り付けるだけで、かんたんに1株あたりの水量をモニタリングできます。水量の増減により配管やポンプフィルターの詰まり具合が分かったり、実際にかん水ができているかを知ることもできます。また、かん水時間および回数も表示します。取り付けに必要な継手などは同梱しておりますので、別途ご用意して頂く必要はございません。
◆サイズ
モニター 6×6×4cm
センサー 1/2インチ(15A)
◆電源
DC5V(USB)
◆動作温度
モニター -40~85℃
センサー 0~80℃
◆測定範囲
1~30L/分
30秒以上
※一般的な点滴チューブの流量は、
1mあたり約0.2L/分です。
◆測定精度
±3%以内
◆測定周期
10秒
◆データ保存期間
30日間
◆データ取出方法
QRコード読み取り
◆設定項目
現在時刻
株数
グラフの上限値
パルス/リットル
下限リットル/分
◆その他
モニター 防水防塵、紫外線耐性、マグネット内蔵
センサー 防水、ホール効果測定(※下記参照)
◆同梱品
モニター
センサー
ケーブル(50m)
①ソケットタイプの場合
同径ソケット(1/2インチ)
異径ソケット(1/2↔3/4インチ)
ブッシング(1/2↔3/4インチ)
②ホースニップルタイプの場合
同径ホースニップル(1/2インチ)
シールテープ
ACアダプタ
ビス×2
説明書
※一般的な点滴チューブは1/2インチサイズ(内径16mm)です。
◆注意事項など
mL/株は水量を株数で割った理論上の値であり、実際に作物に与えられた水量を約束するものではありません。センサーの測定方式はホール効果(磁界を電気信号に変換する集積回路を用いた正確さ・信頼性の高い測定方法)です。設定項目の"下限リットル/分"以上の値を検出すると加算を開始し、以下になると終了します。よって、かん水を行っていない時でも水や空気が配管内を激しく移動して"下限リットル/分"の設定値を上回ってしまう環境では、正しく測定できないことがあります。かん水時間は10秒毎の加算であり、実際の制御時間とは誤差があります。30秒以下のかん水およびセンサーの流量範囲外(1~30L/分)の流量は測定できません。水質や液肥によってセンサーの内部が詰まることがありますので、同じ環境にも関わらず明らかに測定値が減少する場合には、いったんセンサーを外して内部に詰まりなどが無いか確認して下さい。センサーに描かれている矢印の方向と水の流れる方向が一致するように設置して下さい。センサーは真鍮製であるため徐々に表面が酸化されて酸化銅(黒ずみ)という皮膜に覆われますが、その皮膜により内部が守られるため、鉄のように全体が腐食することはありません。
流量30L/分以上の測定をご希望の場合やご不明点・ご質問などあれば、"ABOUT"に記載の電話番号までお気軽にお問い合わせ下さい。
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